ごんぶろぐ

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【個別感想】遙かなる時空の中で3 Ultimate【リズヴァーン・九郎】

日本このままどうなっちゃうんだろうね...まさか数ヶ月前はこんなことになるとは全く思ってなかった...
今はもう感染しないように気をつけて日々過ごすしかできません。
私の仕事は在宅でもできるので今は家にいるんだけど、普通に生活できてる私は本当恵まれてると思います。これも今危険と隣り合わせで働いてくれてる人たちがいるからですね。
頑張ってくれてる人達のためにも自分の身は自分で守って、また元の生活に戻れるように願うばかりです。

もともと出不精な人間なので家にいるのはあんま苦じゃないんだけど気を張らないといけないってのはやっぱ疲れてくるねぇ...
こんな時趣味がゲームでよかったと思います。
しばらく中断してしまったんですが、遙か3の先生√と九郎√の感想です。書き方がわからなくなってしまった。ほほ。



※ネタバレありです





リズヴァーン (cv.石田 彰)

だいぶ苦労した...私が下手なだけか( ;∀;)笑
初っ端第一章の絆の関から突破できず結局攻略を見てしまった...無念!笑

地の玄武、リズ先生は望美に剣を教えてくれる人。とても強くて望美ちゃんが迷ったりした時もアドバイスというか、導いてくれる人です。
でも自分のことは何も話してくれなくて「答えられない」の一点張り。もうそれは聞き飽きたよ!と若干思いつつも個別に入るとそういうことだったんだ。と。

そしてリズ先生は八葉の中で最年長。34歳ということで神子とはかなりの年の差だわねぇ、恋愛感情になるのか?そもそも師弟関係だし。と、思ってたけど普通にこそばゆかったです。ふふ。寡黙な人だけど結構ストレートに感情を伝えてくる気がします。


〈恋愛エンド〉
『人生代代無窮巳 江月年年祈相似 不知江月待何人 但見長江送流水』
なぜリズ先生だけ漢詩なのかと思ったけど意味を調べたら、うん、なるほど。
春江花月夜という歌の一部で、人の世は代々移り変わって行くけど川に映った月の影はいつも同じ姿を映す、みたいな揚子江の景色を歌っているらしいです。

リズ先生の√複雑というか、2回くらいやってようやく理解しました。まだ頭の中がこんがらがっていてうまく整理できてないんだけど。

先生は個別に入っても相変わらず何にも教えてくれないし、その上どこかに消えてしまうしで、途中までなかなかお騒がせな人だなぁと思ってました(笑)あの将臣くんにまであんまり心配させるなとか言われてました(笑)
先生を必死に説得して引き止めようとする望美ちゃんに、去り際に呟く「許せ」がめちゃくちゃ切ない気持ちにさせる...

だけどリズ先生の運命の中では毎回望美ちゃんが命を落としてしまっていて、それを防ぐために何度も何度も運命をやり直していた、と知ったときはなんとも言えない気持ちになりました。
そして実はリズ先生の方が望美ちゃんに憧れていたと。
だから出会った最初からあんなに信じてくれているというか力になろうとしてくれてたんだなと納得しました。最初は鬼の力で全部お見通しなのかと思ってた。

後日談がこれまた深い。今までは望美ちゃんを失ってもまた繰り返し出会うことができたんだもんね。平和な現代エンドで遊園地デートに観覧車ってときめきイベントかと思いきやなかなか重たいエピソードでした。


十六夜エンド〉
...やっぱり先生√難しくないですか??😭笑
あっち行ってこっち行ってみたいな、ぶっちゃけ内容よりも時空跳躍しまくった思い出がでかいです😂

清盛を倒して自分が望美と一緒にいることは良くない、帰りなさいとリズ先生に言われるんだけどしぶとい望美ちゃんに結局根負けしてしまう(笑)
自分が強くなったのはただ生きるためじゃなくて先生と一緒に生きるためで、それが自分にとっての「生きてる」ということだから。ってこんな風に言われたら離れられない。本当に望美ちゃんすごい。

どちらかというと私はこっちの世界に残る十六夜エンドのが好きかな。後日談もほっこりしました。あの武士のおじさんいい人だ(笑)


源九郎義経 (cv.関 智一)

八葉最後は地の青龍、九郎さんとなりました。
真面目で真っ直ぐで源氏のため、兄の頼朝様のために日々全力を尽くしてとても責任感の強い人。
その上、九郎さんはとても優秀なんだけど、奢ることもなく努力も惜しまない人。
譲くんが吉野山には悲しい歌もあると、皮肉のつもりで言うんだけど九郎さんはそれも厭わず(皮肉だと気づかず 笑)歌に詳しいなら自分に教えてくれとまで頼む。こういうところにも九郎さんの人間性みたいなのが出てて良かったなと思います。
九郎さんて今までは結構厳しいことも言うし、敦盛さんへの当たりも強いし(笑)なんだかなーって感じだったんだけど終わってからだいぶ好きになりました。


〈恋愛エンド〉
『古への しづのをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな』
伊勢物語に出てくる句で、九郎√でも度々出てきます。幸せなあの頃に戻りたいという歌で、最後に捕らえられた望美ちゃんが、九郎さんを想ってこの歌で舞うシーンが泣ける。

壇ノ浦の戦を前に、九郎さんが胸のうちを望美に打ち明けるシーンが印象に残ってます。ずっと兄である頼朝様のために戦ってきたけど、平家を倒して平和な世の中になった時、自分はどうなるだろうと。
今までずっと頼朝様に右にならえ、って感じだったのでこれ聞いてちょっと安心したというか、自分の思いを言ってくれて嬉しかったというか。
どんなに尽しても頼朝様にとっては駒の一つでしかない、みたいに扱われる九郎さんが不憫に思えてならなかったので...笑
でもこの運命の政子様は少し優しい感じしました。

元の世界に2人で戻るんだけどやっぱ他のみんなと離れちゃうの寂しいな...特に弁慶さんはずっとそばで一緒に戦ってきたし😢


十六夜エンド〉
何か、もう大河ドラマか?というぐらい見応えあったように思います。
なんていうか九郎さんて周りを巻き込んでいくような人ですよね。いい意味で。
やはりお尋ね者となってしまい、源氏から追われることになったのは自分のせいだと思い詰めて一人で解決しようとするんだけど神子を始め、みんな九郎さんを支えたいって思いが伝わってきます。
紀ノ川でのシーンもよかった。九郎さんを殴る弁慶さんに正直ときめいてしまった。あは。

あとは頼朝さんが結構すんなり平泉から兵を引いてくれたのがちょっと意外でした。荼吉尼天とは戦わないといけないんだけどもうちょっと手こずるかと思ってた。
九郎への情というよりは荼吉尼天も倒されて、鎌倉の兵も手薄な今の自分じゃ無理だと判断したからなのかな。

最後もみんなで一緒にいられるのが本当良かった。ヒノエくんと景時さんはいないんだけど...
いや、もうほんと景時さんね!全くもう!って感じだけど...何年か経ったらみんなのとこに帰ってきてくれないかな😭...くれないか...恋愛エンドの方は丸く治まった感あったのに。
源氏が平泉から撤退するときにすれ違う九郎さんと景時さんのやりとりがほんと切ないです。

どちらのエンドも共通してだけど、出会った頃は足手まといだなんだと反発し合っていたのが、だんだんとお互いにかけがえのない相手になっていくのがとても良かったです。共に戦う戦友なんだけど度々見られるケンカップルな感じが見ていてとっても微笑ましかった(*´-`)

そんで十六夜エンドのね、後日談が最高でした。
九郎さんが望美に告白するのにどうしたらいいかを他の八葉に相談するんですが、すごい笑った(笑)
この2人のやり取りのああ言えばこう言う、みたいなテンポ感が本当すごい好きです。

これで八葉は一応制覇かな。
お次は朔か白龍にしようと思います。


それでは



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