ごんぶろぐ

ぼちぼち書いてます。乙女ゲーとかいろいろ

【個別感想】遙かなる時空の中で3 Ultimate【弁慶・ヒノエ】

遙かなる時空の中で3 Ultimate弁慶√とヒノエ√の個別感想です。





※ネタバレありです






武蔵坊弁慶 (cv.宮田 幸季)

記念すべき一人目は弁慶殿と相成りました。八葉の一人、地の朱雀。
何周もしてやっとの思いでたどり着いたのでかなり嬉しかったです。
第一印象は穏やかだけども実は目的のためには結構手段を選ばないタイプ。策士。
昔話をするシーンで九郎と戦ってる弁慶殿のスチルが格好良くて好きです。あと立ち絵のにっこり笑った顔も好きです。
というか最後の方で気づきましたが弁慶さんて髪が長かったのですね。

裏に絶対何かある人だよな、というどことなく胡散臭い(←失礼)雰囲気満載の人なんだけどすごい気になっちゃって首突っ込んじゃいます。
いつも冷静で何事もそつなくこなしそうなのに、時になりふり構わなくなって自分のことが蔑ろになったりするところが危うくて放っておけないといいますか。でも深入りするなと言ってくるのに完全には拒絶しないみたいなところがずるい男だねぇ。


〈恋愛エンド〉
『暗きより 暗き道にぞ入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月』
暗い道、間違った道に入ってしまったから仏様に導いてほしい、みたいな意味らしいです。この場合弁慶さんを照らすのが望美ちゃんということなのか、それとも僧侶である弁慶さんでも過ちを犯してしまった自分の進もうとしている道を仏様に示してほしいということなのかな?

弁慶√は最後の最後までやっぱりこれまた裏切る気なんじゃないの?と、気が抜けずハラハラさせられっぱなしでした。でも裏切られてもどこかで来てくれると信じたくなってしまいます(笑)
それにしても牢屋にぶち込まれてもこの牢ならそんなに頑丈じゃなさそうだな、抜け出そう!とか冷静に考えて行動できる望美ちゃんには本当に脱帽です。
清盛を封印して、応龍の加護を受けて再び平穏を取り戻した京で、望美ちゃんが「こんな日はあの人を抱きしめてあげたい」って言うところがなんだかグッときて涙出そうになってしまった。
名ゼリフ「君はいけない人ですね」をこんなに何回も言われると思ってなかったです(笑)なので弁慶さんに言われるたびに「あなたはしょうがない人ですね」と心の中で微笑んで返しておきました。


十六夜エンド〉
元の世界に戻るエンド。やっぱり蜜月というだけあって個別よりも甘かったかな。正直今まで戦ってばかりで色恋よりも敵に勝つことを目的にしてきたからなのか、余計にこそばゆくなってしまいました(笑)
なんか望美ちゃんに気を持ってるっぽい感じをちょくちょく仄めかしてくるといいますか。
それまでは優しく見えてもなんか表面的な態度っぽくて、自分の中のこっから先には入れない、みたいな感じだったので、君を絶対に守る、とか言われたのがちょっと意外で尚更どこまでが本心なのかが最後までわからなかったです。

最後、追い詰められた九郎を先に逃がして追っ手を一人で食い止めようとしたシーンは泣きそうになってしまった。
そういえばこれアレだよね、なんだったっけかな?って思って調べたら、そうそう、弁慶の立ち往生。でもヒーローさながらに来てくれるんですよ。神子殿が!
EDがまた涙を誘うメロディーでねぇ。
器用そうに見えて、というか器用なんだけど不器用な人。だけどそこが大好きです。

後日談がまたとても良かったです。後日談2も幸せで良いんですが、私は1が特に好きかな。弁慶さんの回想なんだけど切なくていいです。それとくしゃみかわいすぎる。



ヒノエ (cv.高橋 直純)

天の朱雀。最初はてっきりバリバリの武闘派かと思っていたら頭も切れるし、和歌を諳んじたりと知的で風流な人でした。そして何より女の子に優しい。歯の浮くような台詞ばかり言ってくるんだけど、できないことあるの?ってくらい何でもさらっとスマートにこなしてしまう人なので普通に格好良かったです。

弁慶さんの時はどちらかというと追いかける感が強かったけど、ヒノエくんは攻めて攻めて落としにかかってくるタイプです。逃げられません。というかこれで17歳って恐ろしい(笑)でも望美ちゃんころっとなびくようなタイプじゃないし、二人っきりになろうとしたら敦盛さんとリズ先生に「はぐれるのは危険だ」的なこと言われて邪魔(真面目が故、彼等に悪気は一切ない 笑)されたりかなり笑いました。
あと弁慶さんの笑った顔がヒノエくんが人を騙す時の顔にそっくりらしいと話すところも面白かったです。この二人のやりとり好き。


〈恋愛エンド〉
『わが恋は よむともつきじ 荒磯海の 浜の真砂は よみ尽くすとも』
これは確かにヒノエくんぽい。恋心の大きさは計り知れない、海辺の砂は数えられても。みたいな意味らしいです。この場合恋の多さじゃなく思いの多さ、恋心の強さのことみたい。

ヒノエくんは熊野を誰よりも愛する男。熊野が不利になる戦はしない。源氏とも平家とも縁があるし、熊野のみんなを守るために中立の立場でしたが、やると決めたらちゃんと望美たちに協力してくれます。だけど忠度殿や惟盛といい、平家の人との戦いはヒノエくんにとってしんどかったよなぁと思います。
過去の惟盛どんな人だったか気になります。でも私の中では惟盛はすごい美形なのにおもしろ枠になんとなく入ってしまっている...(笑)

しかしあーんなに用心していたのに阿波水軍にまんまとはめられちゃったとこは「え、嘘でしょ?」って正直思ったんですが、向こうの方が一枚上手で戦場では勝ったけど戦いには負けるところだったって言うヒノエくんの言葉が印象的です。
最後は壇ノ浦での戦が終わったら帰らなきゃと考える望美だけど逃がさないとばかりに格好良く攫われてめでたしめでたし。だけどその後の流れがめちゃくちゃ強行軍(笑)


十六夜エンド〉
雨降る中、屋敷で熊野を心配して物思いにふけるヒノエくんの顔が綺麗。望美の事も大事だけど守るべきものが他にもある。
このまま一緒にいても望美は泣くことになる、って言ってたのは熊野で迷子の女の子を助けた時のことも思ってのことだったのかな。だから望美ちゃんに元の世界に帰った方が良いと言うんだけど、半ば意地というかヤケになった望美ちゃんが「本当に帰るからね」って言うシーンが切ないけど好きです。

無くしたと思ってた白龍の逆鱗はなんとヒノエくんがくすねて(言い方)いました。
だけど熊野の事も大事、放って置けないから貸しといてくれって、二重生活(違う)はタフすぎます。
そういえばヒノエくんは一つ年上だから望美ちゃんが3年生になっても学生にはならないのか?どきどきスクールライフしたかったのに(←)とは思ったけどこれから本当楽しそう。ヒノエくんてこっちの世界でもだいぶモテそうだけど望美ちゃんてあんま嫉妬とかしなさそうね。というかヒノエくんのが苦労するのかな(笑)



相変わらず読みづらい感想文になってしまった(笑)

古典はすごく苦手だったんだけど、個別に入る時の和歌とか気になって調べてみると面白いです。よくこういう表現がおもいつくなぁ。

現在やっと4人目です。道のりはまだまだ長いです(笑)


それでは


にほんブログ村 ゲームブログ 乙女ゲー(ノンアダルト)へ
にほんブログ村